【映画感想】シネマシティで「パルプフィクション」

映画

前置き

オタクにお勧め映画を聞いたら高確率で上位に挙がってくる作品。

タランティーノの作品は公開順に観たいなと思いつつまだ「レザボア・ドッグス」の鑑賞のみにとどまっていた。たまたま立川に用があるタイミングで上映作品を調べたらやっていた。

「劇場で観れるならそれに超したことはないだろう」ということで、ノータイムで席を取った。

人から聞いてこの作品に関して知っていたことと言えば、「ハンバーガーをスプライトで流し込む映画」ということと、どうやらストーリーが分かりにくいらしいというとこくらいで、核心は何も知らずに初見を観ることが出来た。

感想など

シンプルにめちゃくちゃ好みな作品。これには、オタクが激推しするのも納得ですわ。
私も激推しします。

観る前に予定を詰めすぎたせいなのか、開始十分後くらいから、うとうとしてしまった。
オーバードーズするシーンあたりで覚醒。多分、寝はしなかったけど、もったいないことをしてしまった。

それはそうと、スプライトのシーン、開始まもなく出てきてめっちゃ驚いた。印象的なシーンなんかは基本的に映画の中盤以降に来るもんだろうと勝手にその時は想像してたから。
正直、何も気にしなければ、スプライトのシーンは全く印象に残っていなかったと思う。
それよりもマックじゃないハンバーガー食ってたな、ということだったり5ドルのシェイクだったりといったアイテムの方が印象に残った。

ヤードポンド法使いが、メートル法使いを馬鹿にするのは、こっちとは逆だなというおかしみがあった。(クォーターパウンダーの話)
クォーターパウンダーってゼロ年代後半とかの発売のイメージがあったから1994年公開の映画にこのような言及があったのは意外だった。調べたところ1983~2008年の間、常設で売られていなかったらしい。こいつずっとハンバーガーの話してるな。

キリスト教圏の人はあのあたりのニュアンスとかも取れるのかなと思うと

英語出来るようになりてぇ〜〜
会話劇を母語で観れないのは印象に残り辛くて勿体無いなと

冒頭のシーンに戻ってくるクライマックス。多分カップルの強盗描写が似ていたからなんだろうけど成田良悟先生の「BACCANO!」を思い出した。群像劇だしシーンごとの時系列も入れ替わってるし。よく考えると共通項はそこそこありそう。

調べるといろいろ出てくるもんだなぁ。

サウンドトラックにセリフの切り抜きがあってめっちゃよい。
最後のトラックが旧約聖書のエゼキエル書25章17節になってるのもまたいいなと。

鑑賞後

パルムドールを取っているということに、今更ながらwikiを見て、気が付いて、そりゃあ私の好みだろうなと。なんでもっと早く観ようと思わなかったのか、今にして思えば不思議でならない。

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